誕生日にFFさんが描いてくださった絵(現在閲覧不可です)に触発されて書いた。授乳手コキで同時イキするバクジャン。

授乳手コキで同時イキ

2,957文字 / 約4分
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膝の上に抱え込んだ電柱猫の頭を右手で撫でてやると、俺を見上げる銀色の双眸が、溶けたバターみたいにとろりとした光を宿す。うっとりした表情を浮かべた野郎のデカい口が緩んだかと思えば、その隙間から漏れ出した声はひどく甘えた響きで俺の名前を呼んだ。

「じゃぁん

あぁ、クソ、可愛い可愛いなぁこの野郎

俺よりも遥かにデカい図体をした成人の男。それも、鋼みたいな筋肉にみっしりと覆われて、素手で人間をあっさり捻り殺せる全身凶器みたいな凶悪な野郎だってのに。
母親に全てを委ねて安心しきってる赤ん坊みたいな様子で俺の膝に自分の身体を預けている、この男が。この、碌でもない人殺しの気狂いギャング野郎が、俺はどうしたって可愛くって仕方がなかった。こんな風に手放しですり寄ってこられたら、全力で甘やかしたくなっちまう。

「ジャン、ジャン

そんな俺の内心を知ってか知らずか、バクシーが甘えた声で俺の名を呼びながら、鳩尾の辺りに額を擦りつけてくる。そんな姿を見せられれば、左の掌中に握り込んだデカチンを擦る手にも力が入るというものだった。

「ん、それ、スゲーいい

ため息混じりの熱い声に導かれるみたいに、俺はバクシーのチンコを扱きたてる。筒のようにした掌で亀頭を包むと、先端からひっきりなしに溢れ出してくる先走りが掌にぬるりと纏わりついてきた。そのぬめる液体を竿全体に塗り込めるようにして、根元に向けて擦り下ろす。
そうしてやると、元からガチガチに硬かった掌の中の肉塊が、更に硬く表面に浮き出た血管の形さえ伝わってきそうなほどに張り詰めるのが分かった。それと同時に、俺の膝に頭を預けてベッドに横たわっているバクシーの脚にグッと力が入って、逞しい腰が宙に浮き上がる。

「ふふ随分と気持ちよさそうじゃねぇか。イッちまいそうか?」

いつものことながら、恋人の素直な反応に気をよくして、膝の上に抱きかかえた頭を上から覗き込みながら問いかけた。その俺を、縋るような目つきでバクシーが見つめ返す。筋の浮き出た太い頚が、キスを求めるみたいに伸び上がってくるのに応じようとしてだが、そうしてやるには俺の腕の長さか、或いはお互いの首の長さが少しばかり足りなかった。

いったん、手を放してキスしてやるべきか?)

悩んだのはほんの一瞬のことだったが、結論を出すのはバクシーの方が早かった。
俺の唇までは届かないと諦めたのか、それとも最初からそっちが目当てだったのか。バクシーの野郎は、はだけた俺のシャツの隙間に鼻面を突っ込むみたいにして。そうして、鼻先で探り当てた俺の右の乳首に吸い付いてきやがった。

、ん、バッか、ぁッ」

咎めるつもりで出したはずの声は、自分でも分かるぐらいに上擦った甘いものになっちまう。思わず上半身を捻って逃げを打とうとした俺の左腕を、下から伸びてきたバクシーの左手がガッチリと掴んで抑え込んだ。俺の動きを抑えつけるというよりは縋るようなその触れ方に、身を捩る俺の動きが思わず止まってしまう。

「んジャン

抗うのを辞めた俺の乳首を口の中で弄ぶようにちゅくちゅくと吸いたてたバクシーは、濡れた乳輪を上下の前歯で柔らかく挟んで。そうして、その隙間からはみ出した乳首の先端を、ちろちろと舐め始めた。ミルクのついた指先を差し出された子猫みたいな舌遣いは、そこだけを取り上げれば可愛らしくもある。だが、その舌先が齎す刺激は強烈で、俺はたまらず悲鳴めいた嬌声を上げる羽目になった。

「あ、ぁ、ンバカ、やめ、ろ、ってぇ

いつの間にやら臍につくぐらいに勢いよく反り返っていた自分のペニスから、どぷりとカウパーが溢れ出るのが分かった。胎の奥から湧き上がってくるような熱のやり場を求めて、無意識に腰が揺れちまう。

「ジャン、ジャンのちくび、うめぇ

(んなワケがあるか、この、ヘチマ野郎ッ)

味がついているわけでも、母乳が出るわけでもねぇ、ただの男の乳首だろうが。そう突っ込んでやりたいのに、俺の口からは喘ぎ声と涎しか出てきやしない。人並外れて長い上に器用に動き回るバクシーの舌は、ちろちろとした可愛らしい動きから一転、ねっとりと乳首に絡みついて嬲るように舐ってくる。

「やべぇ、な、ソレ、やべぇからッ」

乳首に刺激を与えられると、それに応じるみたいに、バクシーのチンコを扱く手の動きが速まっちまう。バクシーにもそれが分かってるんだろう、野郎の舌の動きに俺が示す反応を見極めて、より的確な刺激を与えてきやがる。こういうことに関する学習能力は相変わらず感心するぐらいに抜群だった。
俺のペニスがちょうどよく当たる位置にあったバクシーの二の腕にそこを覆う硬い筋肉に亀頭を擦りつけながら。乳首にしゃぶりつく銀色の頭を、突き放すどころか自分から胸に抱え込むようにして。俺は、バクシーから与えられる快感にすっかり夢中になっちまっていた。舌の動きに煽られるようにして扱きたてた野郎のチンコは、泡立ったカウパーでねとねとになっている。
俺の掌には収まりきらないぐらいに張り詰めた亀頭からは今にもザーメンが出るんじゃないかと、そう思った時。バクシーの真っ白な歯が尖った、頑丈そうな犬歯が、俺の乳輪、乳首すれすれの位置にやんわりと食い込んでくる。

、ぁ、出るッ」

下腹部にグッと力が籠って、腰が大きく跳ねる。同時に、バクシーの身体も痙攣するのが分かった。野郎のチンコを握る俺の左手を上から覆い隠すように、バクシーの右手が重ねられる。より強い刺激を求めて自分でも扱こうとしてんのかと思いきや、予想に反して、きゅ、と包むように柔らかく握り込まれた。まさか俺の手を握りたかっただけなのか、と。野郎の目的に思い至った途端、まるで心臓まで握り込まれたみたいに胸が激しく高鳴る。

ッ、ぁ、あぁ
「出る、出す、ジャン、ジャン

俺の名を呼びながら大きく喘いだバクシーの口から、しばらくぶりに乳首が解放される。だが、濡れた箇所に触れる空気が齎した、熱い口内との温度差すらも、刺激となって射精を後押しした。互いの呻き声が重なって、視界が白く明滅する。自分の胸から腹にかけて粘液が飛び散ったのが分かった。

「はァ、は、あぁ

どくどくと脈打つ心臓を宥めながら、必死に呼吸を整えようとする俺の胸に、またしてもバクシーが顔を寄せてくる。

ッ!!」

胸元をべろりと大きく舐め上げたその舌先は、そこに飛び散った俺自身の精液を舐め取っているのだと気づいた瞬間、カァッと後頭部が熱くなった。

「や、バカ
「んジャン、ジャァン

甘えたように俺の名を呼ぶ男の舌先が、乳輪を優しくなぞったかと思うと。

、ん、や、そこ、まだッ」

さっきまでバクシーの口の中で弄ばれていた右の乳首に、ねろりと熱くぬめった感触が触れた。未だ快感の余韻に震える尖った乳首を舐め上げられて、腹の奥にまだ燻っていた熱が熾火みたいにじりじりと全身に広がっていく。

「ぁ、また、イくッ」
「ンイッてくれよ、ジャン。何遍でも、付き合うから、よぅ

甘えるような、縋るような、恋人の声を聴きながら。俺は収まらない絶頂感に腰を震わせて、いた。