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ジャンの中に埋めたチンポをゆるゆると動かすと、鈍い反応が返ってきた。お互い既に何度も射精した後だ。ジャンのチンポは力を失って本人の右太腿の上にくったりと倒れている。俺のチンポはかろうじて硬度を保ってるが、射精感は遥か遠くにいて当分訪れそうにない。それでも、ジャンのあったかいぬかるみの中にチンポを沈めてる、ただそれだけでどうしようもなく気持ちよかった。俺のチンポがジャンの中で溶け崩れちまったんじゃないかと思うような心地よさ。
「バクシー……」
力なく俺の名を呼ぶ、掠れた声。重たそうに持ち上げられたジャンの右腕が――その先に繋がっている掌が、俺の頭に載せられて、指で髪の毛を梳くようにしながら頬まで滑り降りる。目を閉じてその掌に頬を擦り寄せると、微かに笑う気配がして胸があったかくなった。
「キス、しろよ、バクシー」
請われるままに口づける。俺たちにしては珍しい、唇を重ねて擦り合わせるだけの軽いキス。下半身に直結するようなドスケベなキスも大好きだけど、これはこれで。
「あー、なんか幸せ感が半端ねぇわ……」
思わずそう口にすると、「俺も」と言いながら、ジャンが俺の頭を抱きすくめてくれた。俺がジャンにチンポ突っ込んでるんだけど、実際に抱かれてんのは俺の方なんじゃねぇのかなって。そんな気分になるような、ジャンの無限の包容力に、このまま永遠に浸かっていたくなる。
「あれ……いつの間にか日付変わってんな……」
暗がりにぼんやり浮かぶ時計の文字盤を目にしたらしいジャンが思わずといった感じで呟いた。どうやら俺たちがこうして繋がっている間に年を越してたらしい。
「愛してるぜ、ジャン。ずっとこうして、俺を抱っこしててくれよな」
今年も、来年も、その先もずっとずっと、おめぇに抱かれていたい。