自己満BLガチャ!!より。
バクシーが中出しをしたため、ジャンに怒られてしまう。でも、ジャンの股から垂れている精子と、涙目+赤面のジャンに興奮してしまい、第2ラウンドが始まる。
ジャンの熱い内臓に包まれたペニスを、最奥の行き止まりに擦りつけるように押し当てて揺する。ぐぷ、とでも表現したくなるような手応えと共にバクシーのペニスの先端がきゅうっと締め付けられた。
「バク、シー、キス、キスして――ん、じゅる、ちゅ……」
「ぬ、ふ、はぁ……ハメながらキスしてっと、入口と奥の両方がきゅん、きゅんってなって……ッアー、やべ、ジャン、そんなんされたら出ちまうってェ」
「ッ、だめ、中は、ダメ、だからぁッ」
中には出すなと言う割に、バクシーの背後に回されたジャンの脚は、自分を犯す雄の腰をがっちりとホールドして放そうとしない。その矛盾を指摘する余裕すらなく――あるいは、その余裕があったところで指摘したかどうかは定かではないが――バクシーはジャンの中へと溜め込んだ精液を吐き出した。
「あー……めっちゃ出てる……」
「ッ、あ、はぁ、……んッ、んんんんん――ッ」
「お漏らししたみてぇにカウパー漏らしてエッロいメスイキしてるジャン、めっちゃ可愛いわぁ……」
満足そうにジャンを見下ろしたバクシーは、いつまでも引かない快感の余韻に身体をびくつかせている恋人に覆いかぶさるようにキスをする。
「はぁ、ジャン、可愛い。俺の、俺のもんだ――」
「あ、ば、くしー……」
事後の甘い空気を纏う恋人同士がキスを交わす音だけが、部屋の中に響いていた。
◇ ◇ ◇
「ここではやめろって言ったのにアホみたいに盛って突っ込んできた上に中で出すってのはどういう了見だよ、あぁん?」
しばらく前に二羽のひよこが水道管を破壊したせいで未だに断水状態が続いている廃ビルの一室。ブツの隠し場所として使っているそこを二人で訪れた際に、何がきっかけになったのか興奮状態になったバクシーがジャンに飛びかかって押し倒したのが三〇分ほど前のこと。水が使えない上にゴムの持ち合わせもないのだからやりたくない、とジャンは抗った。それを、快楽に弱い身体を焦らしに焦らして最終的にジャンから「入れて」の言葉を勝ち取った挙句、好き放題に犯したのはバクシーだ。バクシーからしてみれば「ジャンがいいって言ったのに」となるが、ジャンからすれば「無理矢理言わされて犯された」となるわけで。ジャンは憤懣やるかたない、といった様子でバクシーを責め立てる。
「……えー、でもでもォ、ジャンだって、さぁ……俺の腰に回したあんよでギュゥッって」
「――あぁ?」
己の所業を咎めてくるジャンに対して言い訳を試みたバクシーだったが、顔中に〝不機嫌です〟と書いてあるジャンに眼光鋭く睨めつけられてあっさりと白旗を揚げた。
「ア、ハイ、何でもないですすみません、えっちな恋人の魅力に抗えなかったボクが全面的に悪かったです」
「てめぇバクシーこの野郎……本気で悪かったと思ってねぇだろ」
「ソンナコトナイヨ」
目を逸らして答えたバクシーに、ジャンは大きく舌を鳴らし――それから、未だに自分の体内で存在を主張するバクシーのペニスにようやく気づいたような顔になる。
「いつまで突っ込んでやがんだこの野郎。さっさと抜けっての」
「あ、うん……」
もう少しジャンの中にいてその体温を楽しんでいたかったなぁ、とか。あわよくばもう一発やりたかったなぁ、とか。口に出したら怒らせると分かっている言葉をごくんと飲み下し、バクシーはジャンの体内から、まだ硬い己の分身を抜き出した。張り出したエラの部分がジャンの入口を抜け出る時、その付近の粘膜を引っ掛けていく。衝撃に大きく身体を震わせたジャンは、噛み殺しきれなかった苦鳴を漏らした。
「――っ痛ェ……」
「アー、すまねぇ……もしかして切れちまった?」
情けなく眉毛を下げたバクシーが心配そうに覗き込んでくるのをジャンは腹立たしそうに睨み返す。だが、その両眼は反射で滲み出た涙によって潤んでいて、バクシーを怯ませる役には立たなかった。むしろ、艶めかしさを感じさせるその表情に。
(クッソエロいんだよなぁ……)
己の規格外サイズのペニスに痛めつけられるジャンを可哀想に思うバクシーの気持ちは決して嘘ではないはずなのだが、そこに邪な感情が上乗せされてしまうのは避けようがない。ジャンがそれに気づいて怒り出す前に、とバクシーは急いで口を開いた。
「エート、ちっと確認するワ」
「ハァ!? いらねぇ!」
「だってよぅ、自分じゃ見えねぇべ? いいから俺に任せとけって」
そう言って、抵抗しようとするジャンの身体をバクシーはあっさりと押さえつける。
「この、バカ、見んな、どけ――って!」
往生際悪くじたばたと暴れる脚から繰り出される蹴りをバクシーは軽くいなしながら、ジャンの右の足首を左手で掴んで股を開かせた。直前までバクシーが入り込んでいたジャンの孔はぽっかりと口を開き、内側の赤い粘膜を覗かせている。
(――あー、ジャンのアナ、俺のカタチ、に開いちまってるぅ……)
そんなことを考えてごくりと唾を飲み下すバクシーの目の前で、ジャンの体内の奥から降りてきた精液がとろりと溢れ出した。目には見えていなくとも、感触でそれが分かったジャンが羞恥に頬を染めてバクシーの顔を見上げてくる。蜂蜜色の両の瞳は相変わらず潤んでいて、バクシーにとっては煽情的なことこの上なかった。
「――ムリ」
「は?」
「こんなどちゃくそエッロいジャン見て勃起しねぇのも突っ込まねぇのも射精しねぇのも、無理!!」
「バッ、おま、何、やめ――ッ」
半勃ちからフル勃起へと進化を遂げたバクシーのペニスにジャンが気づくよりも先に、バクシーはジャンに飛びかかっていた。自分よりも一回り以上小さな身体を背後から抱きかかえるようにして。未だとろとろと白濁液を零す孔の入口にバクシーのガン勃ち状態のペニスが宛がわれる。
「見た感じは切れてなかったから大丈夫だわ。それより、ジャン、な? もう一回、いいだろ?」
「よくねぇよ、バカ、乳首さわ、ん、なぁッ」
「なぁ、気持ちよくすっから……おまえにイッてもらえるように俺、頑張るから……」
「耳、やめろ、ってぇ……」
胸の前に回した手でジャンの乳首をまさぐりながら、口に含んだ右の耳たぶをねっとりとしゃぶって懇願する。
「なぁ、頼むよ、じゃぁん」
「――こんの、バカちんこ!」
強引なようでいて、ジャンの許可がなければそれ以上先に進めようとはしないのがバクシー・クリステンセンという男であり。そんなバクシーに焦らされて、結局自分が我慢できずに折れて懇願する羽目になってしまうのがジャンカルロ・ブルボン・デル・モンテという男なので。この後どうなるかは、火を見るよりも明らかだった。